文化・芸術

2014年8月27日 (水)

睡眠

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足立に帰ってきました

帰ってきた日曜日はまだ30度だったのに、昨日のうちのリビングの温度計は28度、そして今日は25度です

そんなに急に秋になられてもついていけません

でも、今日は涼しかったのと蚊が少し減ってきたのでベランダの掃除ができました

夏の初めに買ったシナモンバジルの花。

意外と強くて、気がついたら隣の隣の鉢もシナモンバジルの葉っぱが青々と茂ってきました

いい香りがしますよ

帰ってくる前日に兵庫県立芸術文化センターで見た勅使河原三郎とオーレリー・デュポンの『睡眠』。

ベッドに入ってから眠りにつくまでの時間、起きているような眠っているような曖昧な時間をを1時間半ほどの踊りにしたという舞台です。

見ている私が睡眠モードに入ってしまわないかとちょっと心配しましたが(というのも好きな映画を見ていてもいつも眠くなってしまう困った体質の持ち主なのである・・・)、溢れる緊張感と美しさで一瞬も眠くなりませんでした

パリオペラ座のエトワール、オーレリー・デュポンが入っているだけあって、いつもの勅使河原三郎よりはどちらかというとクラシカルな雰囲気の漂う舞台だった気がしますが、バッハ、ペルト、くるみ割り人形(最近づいています)、ミック・ジャガーなどの世界が入り混じる耽美な世界。

確かに、眠りにつくときの世界はぐるぐると独特です。

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2012年5月25日 (金)

もっと見たいな

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どうしても見たかった展覧会があって、今日は朝から久しぶりに京都へ

何必館。

変わった名前の美術館でした。

最近知って、始めた見た村上華岳の絵は気の遠くなるほどの美しさでした。

どれもこれも張り詰めた空気をまとった作品ばかり。

実物を見ない限りわからない感動でした

うちのおじいちゃんも彼の絵が大好きだったそうです。

行って良かった

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2010年2月20日 (土)

芸術劇場

昨日の晩たまたまテレビで見た、パリオペラ座『バレエリュスの夕べ』がびっくりするほど面白かったです。

私はファリャの『三角帽子』、ストランヴィンスキーの『ペトルーシュカ』の部分だけを見て、残念なことに(ホントに残念)前半、ウェーバーの『ばらの精』と、ドビュッシー『牧神の午後』は見逃してしまったのですが、チャンネルを回した瞬間飛び込んできたのが、『三角帽子』の舞台美術。

「何これ

と目を奪われました。

原色の色使いが、とても生き生きしていて、かわいらしくて、一瞬ですっかり夢中になりました

『三角帽子』の舞台美術はパブロ・ピカソ。

なんとなくそのことを知っていたのに、おぼろげな知識だったために新聞のテレビ欄を見ただけでは気がつきませんでした

『ペトルーシュカ』も、勉強不足のため美術も振り付けも知らない人ですが、素晴らしかったです。

今度テレビでやるときは絶対に録画しなきゃ。それとも、DVDなどあるのかな・・・。

この後に放送していたアレキサンダー・マッジャーというピアニストのドビュッシーの練習曲集。

聞いたことないピアニストだなぁ・・・と思いながら、聴き始めたらこちらもスゴイ

ドビュッシーの練習曲集、もう少し無機質な感じの演奏を聴くことが多かったけれど、彼のは知的で美しかったです。

昨日はいろいろ発見があって、良かったです

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2009年12月26日 (土)

アヒルちゃん

大阪で大きなアヒルを見ました。

Grande_hiyoko

小さいアヒルも見ました。

Piccoli_hiyoko

大きなアヒルは、オランダ人アーティストの作品らしいです。

小さいアヒルは、笑顔が素敵なおじちゃん(アーティストの方かもしれません)が並べていました。

とってもかわいかったです

テンション上がっちゃいましたよねー、KRさん、Tadさん

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2009年12月20日 (日)

ボルゲーゼ美術館展

ローマのボルゲーゼ美術館の側は何度か通ったことがあるけれど、まだ一度も美術館の中を見たことがありません。

めちゃくちゃ混んでいて入れてもらえないか、すでに開いてない時間帯にしか行った事がないからです。

今、京都国立近代美術館でボルゲーゼ美術館展をやっている、ということでわざわざ京都まで行ってきました。寒い中・・・

Borghese

京都の地理感覚がつかめてないので、河原町から歩いて10分程度かと思ったら、意外と遠くて、歩いているうちにみるみる閉館時間が近づいてくるので、走りました

寒いのに汗・・

閉館45分前ぐらいにぎりぎり着いてしまったけれど、意外とがらがらでゆっくり見られました

数は少なかったけれど、どれも面白い絵ばかりでした

カラバッジョの、ローマで殺人を犯した後描いた聖人の絵はやっぱり何か変でした。

聖人らしいのですが、なんだかあやしげな笑みを浮かべて、だらしなくこちらを見ている若者、というか少年・・といった感じです。

カラバッジョの絵もイタリアですでに何点か見ているはずですが、今回初めて”ああそうか、これがカラバッジョの絵・・”と認識しました。

ラファエロ、ボティッチェリ、レオナルド、カラバッジョ・・・・

イタリアではこれらの画家の、もっと大きな作品が何点も何点も洪水のようにあって、ありすぎて何がなんだかわからなくなっていることも多いのですが、こうやって、数少ない地味な作品でも、ゆっくり落ち着いて見てみると、いくつかいろんなことに気がついたりします。

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2009年8月14日 (金)

イブ・サンローラン

イブ・サンローランの服を買ったり、着たことはないけれど、彼の軌跡をたどるドキュメンタリー番組を見た。数ヶ月前に・・・。

引退会見に現われたイブ・サンローランは”ツン”と押したら壊れそなぐらい、疲れているように見えた。

そして

「私は長年にわたり地獄の苦しみを味わってきました。今、私が愛してやまないこの仕事から身を引くことにします。」

と言ったのだった。

彼が命を削って作った服を美しく身に付けるのには、私はまだまだ修行が足りないようです

写真はイブ・サンローランのではなく、うちにあったモンドリアンの古いポストカード。

Mondrian2

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2009年7月14日 (火)

キアーロスクーロ

キリンとサントリーが合併するかもしれない、というニュース。

”サントリー”は創業者の”鳥井さん”の名前から”サントリー”という名前になったらしい。(と、聞いたことがある、だけです

じゃ、キリンと合併したら”きりんさん”なんかどうだろう。。。

大きな会社ばっかりが増えるのは、おもしろくないなぁ、と思います

今日のイタリア語のレッスンでどうしても頭から離れない言葉。

”chiaroscuro”(キアーロスクーロ)、直訳すると”明暗”。

それだけだったら、頭を素通りしたと思うのですが、クラスメートのSが”フィレンツェにキアーロスクーロっていうバールがあるんすよ。そこのパンがめっちゃオイシイんすよ。”とか言い出すので・・・・

”明暗”ってそんな名前のバール、なんか変・・・・と思ってしまったのでした。

先生に”chiaroscuroって”明暗”って言う意味だけなの?”と尋ねると、

”う・・・ん、そうだけど、絵画とか写真の技法の名前でもある。”ということでした。

気になって調べてみたけれど、英語とかイタリア語のサイトばっかりでイマイチちゃんとわかっていませんが、絵画だと光と影を描き分ける方法、写真だと、ライティングなどによって、光と影のコントラストを出すような方法のことらしい。

画像検索すると、この写真が一番に出てきました。

音楽でも、この言葉使うようなのですが・・・・

どなたか知っている方がいらっしゃったら教えてください!!

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